この本に書いてあることを実践できれば、間違いなく人間関係良くなります。
大手企業や外資系企業など数多くの会社、800人を超える経営者やビジネスリーダーに対してコーチングをしてきたエグゼクティブ・コーチの「林 健太郎」さんの書かれた「否定しない習慣」
本を読んでみて自分もいろんな所で否定していた。
気づかないうちに相手を嫌な気持ちにさせていた。
こんな人におすすめ!
- 人から好かれ信頼されたい
- 人間関係を良くしたい
- 子供をより良く育てたい
- 感情的にならないコミュニケーションを身につけたい
僕が本書を読んだ理由は子供をより良く育てたかった。
教育的にも自分がお手本となり将来上手な人間関係を築いてほしい。
気づきと学びが詰まった最高の本だった!
否定してることに気づいてない
そもそも多くの方が否定していることにすら気づいていない。
否定してるつもりは無い。否定なんてしてないよ。
でも実際は気づかないうちに否定してしまっている
相手を思って否定している
僕も子供の頃の夢は仮面ライダーになりた!と思っていましたが実際周りの大人たちは耳を傾けてくれません。
普通はそうだよね(笑)
親としてはもっとちゃんとした夢を持ってほしいと思うのが普通だ。
それでも子供は否定された気持ちにはなる。
言った側は良かれと思い言っている。
否定の殆どに悪意がないというのが厄介で恐ろしい。
否定しない意識を持つ
否定しないマインドを作るための考え方が3つある。
事実だから否定してもいいという思考はしない
正論は場合によっては武器になります。
相手を攻撃する理由に使われる危険な道具。
会議などの正確な情報を伝えるときは事実や正論を言っても良いですが、普通に過ごしている中でただの会話に事実や正論は必要ない。
人は事実や正論を押し付けてくる人よりも自分の気持ちに共感してくれて希望を与えてくれる人の方が好まれる。
自分は正しいという思考はしない
議論をすること=勝敗があるのが風潮になっているが殆どの場合勝った負けたで戦う必要がない。
意見は違えど同じ目的を持った仲間なのだから争うべき敵ではなく味方だ。
自分なりの正解をぶつけ合っていても争いがうまれるだけ。
意見の違い=否定ではないことを認知すること。
両方の意見の良い部分を合わせた選択肢を探せばいい。
過剰な期待はしない
期待を裏切られると人は否定しがち。
中には怒ってしまう人もいる。
でもその人はわざとパフォーマンスを下げた訳ではない。
どんなに期待はずれなことをされても瞬間的に否定せずに魔法の言葉を唱える。
「その人はその人なりに精一杯やっている」
否定は上から目線が生み出す
自分なら簡単にできるのに…「どうしてこんなこともできないの?」
仕事なのに、伝えたのに、見ているのに、それなのになんでできない!
そう思って相手を否定してしまっている。
でもそれは「自分はできる」という上から目線!
相手が自分よりも知識や経験で劣っていると思っているから否定してしまう。
自分の方がそのことについて多少慣れているだけで相手より偉いわけでも優れているわけでもない。
知っているという視点から成り立つ上下関係は簡単に逆転してしまう。
できていることは褒めて次はうまくできるようにお願いの仕方を変えるように進めてみる。
魔法の言葉「その人はその人なりに精一杯やっている」を思い出してください!
否定しない技術
能動的に黙ること
脊髄反射で会話をしてしまっている人は相手がどう思うかなどを考えずに反射的、直感的に話してしまう。
そんな時は言葉を返す前にブレーキを踏む!
会話の中でのブレーキとはまずは「黙りましょう」ということ。
反射的に言葉を返すのではなくいったん黙って相手の事を話を聞いて伝えたいことなど相手を理解すればつい否定してしまうことを未然に防げる。
魔法の言葉「さすが」
使うとさらに良い関係性になれる魔法の言葉「さすが」
「さすが」は会話の中で潤滑剤になってくれる。
まずは相手を否定することをやめて、相手を少し褒めてみるのも良い。
最後に
いかがでしたか?
僕も子育てや仕事で気づかないうちに否定しちゃってました…
本書にはもっと様々な会話の技術が書いていてとても参考になりました。
仕事でも意識しながら使っていると結構気持ちが楽になりますよ!
子育てにも活用していき、子供達にも本書のような会話技術を身につけて良い人間関係を作ってほしいですね。
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