中国輸入が初めての人は、「こわいな~」「本当に大丈夫なの?」と不安になりますよね。
何度か購入した初心者の方も「思っていた金額より高かったんだけど…」「輸入できなかったんだけど」ということありませんでしたか?
僕も初めて買ったときは、不安になりました。
何度も買っているといろんなトラブルが起こるんですよね。
そんな悩みもこの記事を見れば解決できます。
トラブルになる確率もかなり下げることが可能です。
- 中国輸入で注意するべきこと
- 買わない方が良いもの
- 僕自身が失敗したこと
以上の3つの事について経験談もいれながらお話していきます。
中国輸入はちょっとこわいし不安だなという人も、ポイントを押さえて利用すればお得に買い物ができます。
中国輸入を使いこなして楽しく買い物し、安く買って家庭の負担を減らし節約しましょう!
中国輸入サイトとは?
中国輸入サイトとは、その名の通り中国から商品を輸入できるサイトです。
中国国内などで販売されている商品を、オンラインショップを通じて海外から購入できます。
製造元などが直接販売しているなどの理由から、普通よりかなり安く商品を買うことができるのが魅力。
日本の通販サイトとは違い中国製品ということもあり、偽物や不良品などの商品が届くこともあるので注意が必要。
中国輸入の注意点
中国から商品を購入するにあたって注意しなけれなばらないことがあります。
中国輸入する上で、特に気を付けたい3つのポイント
- 輸入できないもの
- 関税の考慮
- 妥協できる許容範囲
1つずつ詳しく解説していきます。
輸入できないもの
そもそも中国輸入では日本に輸入してはいけないものがあります。
中国から輸出が禁止されていたり、日本で輸入が禁止されていたりと両国のルールによって成り立っているので破ることはできません。
トラブルに巻き込まれないようにしっかりと把握しておきましょう。
・中国から輸出を禁止されているもの
(1)各武器、武器のレプリカ、弾薬、爆発物
JETRO中国 貿易管理制度より
(2)偽造貨幣および偽造有価証券
(3)中国の政治、経済、文化、道徳に危害を加えるもの、中国の国家機密に関わる印刷
品、フィルム、写真、レコード、映画、録音テープ、ビデオテープ、レーザーディ
スク、コンピュータ用ストレージメディアなど
(4)各種毒薬
(5)アヘン、モルヒネ、ヘロイン、大麻および中毒性のあるその他麻薬、向精神薬
(6)危険性のある病菌、害虫およびその他有害生物を携帯する動植物とその副産品
(7)人畜の健康を脅かし、疫病が発生・流行している国・地域からの食品・薬品、およ
びその他疾患を拡散する食品・薬品など
(8)貴重な文物
(9)貴重な動植物(標本を含む)、絶滅に瀕する動植物(標本を含む)およびその種と繁
殖材料
・日本で輸入が禁止されているもの
輸出入禁止・規制品目 : 税関 Japan Customsより
- 麻薬、向精神薬、大麻、あへん、けしがら、覚醒剤、あへん吸煙具
- 指定薬物(医療等の用途に供するために輸入するものを除く。)
- けん銃、小銃、機関銃、砲、これらの銃砲弾及びけん銃部品
- 爆発物
- 火薬類
- 化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律第2条第3項に規定する特定物質
- 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第6条第20項に規定する一種病原体等及び同条第21項に規定する二種病原体等
- 貨幣、紙幣、銀行券、印紙、郵便切手又は有価証券の偽造品、変造品、模造品及び偽造カード(生カードを含む)
- 公安又は風俗を害すべき書籍、図画、彫刻物その他の物品
- 児童ポルノ
- 特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権、回路配置利用権又は育成者権を侵害する物品
- 不正競争防止法第2条第1項第1号から第3号まで又は第10号から第12号までに掲げる行為を組成する物品
かなりトラブルになりやすいのは、日本で輸入が禁止されているの11番です。
ブランド品のコピー商品を輸入して、それを「本物のブランド品です」と売ってしまったら、購入者側やブランドの会社から訴えられたりするトラブルになります。
「知らなかった」は通用しないので、輸入しないが得策です。
関税の考慮
日本の通販サイトを使って商品を買うと(商品代+送料)ですが、中国の場合は関税があります。
国内から国内の配送と違い、国外から国内の配送は税がかかります。
個人輸入と商用輸入の2種類の輸入があります。
- 個人輸入
-
「個人で使用することを目的とし、海外の小売店やメーカから個人が直接購入すること」とされています。
スニーカーなどの海外モデルを個人輸入して楽しむ人たちもいます。 - 商用輸入
-
販売を目的として輸入することを言います。少数の輸入で少額の利益でも第三者に販売する際は商用輸入になります。
お試して自分が使うのであれば個人輸入でも問題ありません。
関税は以下のように定められています。
海外から商品を輸入する場合、個人使用の品物または贈り物であっても、原則としてその商品に対して関税が課されることとなりますが、一般貨物または郵便小包を利用した場合で、課税価格の合計額が20万円以下の場合には、一般の関税率とは別に定められた簡易税率が適用されます。
少額輸入貨物の簡易税率 : 税関 Japan Customsより
- 課税価格が1万円以下の貨物の場合、原則として、関税、消費税および地方消費税は免除されます。ただし、酒税およびたばこ税・たばこ特別消費税は免除になりません。また、革製のバッグ、パンスト・タイツ、手袋・履物、スキー靴、ニット製衣類等は個人的な使用に供されるギフトとして居住者に贈られたものである場合を除き、課税価格が1万円以下であっても関税等は免除されません。
- 個人の方がご自身の個人的使用の目的で輸入する貨物の課税価格は、海外小売価格に0.6を掛けた金額となります。その他の貨物の課税価格は、商品の価格に運送費および保険料を足した金額になります。
- 上記の関税率とは別に内国消費税(消費税、酒税など)および地方消費税が別途課税されます。また、無税のものについては、内国消費税および地方消費税のみが課税されます。
- 郵便物の重量制限などのため2個以上に分割されている場合は、この合計が課税価格となります。
- 次のものについては、「少額輸入貨物に対する簡易税率表」は適用されません
2番に書いてあるように個人輸入の際、商品小売価格の60%が課税対象額になります。
関税額 = 課税対象額(商品小売価格翔×60%) × 関税率(簡易税率または実行関税率)
ですが、簡易税率は、課税価格の合計額が20万円以下の場合、簡易税率が適用されます。
1番に書いてあるように課税価格が1万円以下の場合免除されます。
免除対象外の商品を買うと1万円以下でも関税がかかります。
節約のために安く買おうと思ったら高くついた!なんてこともあるので気を付けましょう
諦めも肝心
中国輸入では一番心配なのが品質問題ですよね。
輸入では国内と違い安く買えるぶんがっかりすることもあります。
なので、輸入をする際は自分の中で壊れていたら諦めようくらいの気持ちで買った方が納得できます。
頭にきて販売元に連絡しても、中国語でチャットが返ってきて何言ってるかわからないので疲れるだけです(笑)
僕も中国輸入サイトを使って買い物をしましたが、20回に1回くらい不良品がありました。
でも19個は安く買えてるし、別な会社が同じ商品出していたらそちらでもう一回買ったりしています。
安く買えるし中国だからと割り切っていた方がいいです。
日本の通販サイト感覚で使うと痛い目に合います(笑)
買わない方が良いもの
品質などの問題から買わない方が良いものがあります。
- ブランド品
- 家電製品
- 高額商品
中国輸入を始めてやるかたは、絶対に避けた方が良いです。
僕も初めて買ったときがっかりしました。そうならないためにも買わない方が良いものを紹介します。
ブランド品
サイトを見ているとかなり安くブランド商品が販売されています。
まず、第三者に売ってしまうとトラブルになりかねないものです。
ブランド品を買う時は
- 誰にも売らない
- 自分用で買う
- コピー品・偽物と思って買う
誰にも売らないで自分で使い、使ったら中古販売もせず捨てる。
自己満足の世界で購入するならば問題ないです。
購入するときはコピー品、偽物ということを頭に入れて購入してください。
「中国輸入するならノーブランド品」というくらい、買わなことを強く勧めます。
ノーブランド品で安く済ませたいのが目的なので、ブランド品の購入に中国サイトは使わない方が良いです。
家電製品
中国輸入を使って買った商品で家電製品何個か買いましたが、普通の商品よりも不良品に当たる確率が高かったです。
僕が初めて買ったのはハンディクリーナーでした。
1000円くらいで売っていたのでポチっと購入。
いざ届いてみたら見た目は画像の物で安心しましたが、使おうと思ったら全く動きませんでした(笑)
「やられた~」と思いながらスマホに「Hey Siri なんで動かないの?」
Siri「すみません、よくわかりません」とふざけるしかない状態でした(笑)
その後も何度か購入しましたが家電製品は不良品の確率が高いので、できるだけ避けています。
はじめての方は家電などから購入するのはやめた方が良いです。
高額商品
自分の中で決めた金額以上の商品は買わないようにすると決めておいた方が良いです。
もしも不良品や納得のいかないことが起こった時に安く済まなくなってしまうからです。
例えばスマホケースを買ったとして、お店で探せば2000円~3000円くらいしますよね。
それを中国輸入で300円買ったとします。
不良品が来ても300円くらいならともう一回別な所で買う気になります。
これが10000円のものを輸入して不良品が届いたときはメンタルがやられちゃいますよ(笑)
中には、返金に対応してくれることもありますが、応じてくれないこともあります。
なので僕は関税がかからない金額の物と決めています。
その時の為替変動にもよりますが、おおよそ1万円以内で収めれば最悪の事が起こっても諦めようと決めています。
1回だけ返品も交換もしないと中国語でメッセージが返ってきたことがありましたが、それ以外は返金か新品をもう一度送ってくれるなどの対応をしてくれました。
経験した失敗談
何度も中国輸入で商品を買うと必ずと言っていいほど1回は不良品に当たることがあります。
中には、そもそも商品自体届かないや全く違う物が来たということもあるみたいです。
(僕は経験したことがないです)
輸入代行業者を使うと販売者(セラー)さんとやり取りをしてくれますが、直接中国通販サイトで購入すると、何かあった場合は自分で対応しなければいけません。
僕は500円の商品でしたが不良品が届いたときに、セラーさんにメッセージを送って返金か新品を送ってほしいとお願いしたことがありました。
運悪く対応の悪いセラーさんだったのでメッセージは3日に一回しか返ってこないし、どちらも対応できないのでもう一度ご購入くださいと言われたり散々でした(笑)
買うとしてもお前からは二度と買うわけないだろ!と思いながら笑っちゃいました(笑)
500円の商品のために対応する気のないセラー相手にgoogle通訳を使いながらメッセージでやり取りするのは、本当に無駄な行為でした。
対応が悪いなら早々に諦めて別なセラーから買えばよかったと思います。
最後に
中国輸入で気を付けるべきことは輸入できないものについて把握することと関税を考慮して買うということです。
買わない方が良いものはブランド品!初心者のうちは家電製品も避けるべきです。
高額商品を買って失敗しないようにできるだけ避けて自分が妥協できる範囲内で買うのが良いです。
最後に諦めも肝心です。
日本の通販サイト感覚で使うのではなく、ノーブランドの中国製品だからこれくらいの金額なら別なセラーから買おうと割り切っちゃいましょう。
中国輸入はハズレを引くこともありますが、とにかく安いのが良いです。
安く済ませること我が家もかなり助かっています。
スマホケースを輸入で買いました。
是非参考にしてみてください。
他にも子供へのおすすめプレゼントやおすすめゲームを紹介しています。
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