絵本の読み聞かせ効果は?いつからいつまで読むべき?子供が嫌がる時の対処法も徹底解説

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多くの家庭で取り入れている「絵本の読み聞かせ」は、子供に良い効果を与えてくれます。

しかし、「周りがやっているから」「なんとなくでやっている」「保育園でもやっているから」など、あいまいな理由ではじめた方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、「絵本の読み聞かせが子供に与える効果」について詳しく解説していきます。

絵本の読み聞かせには、子供の成長過程で重要な能力を伸ばす効果があります。

また、絵本の読み聞かせをいつからいつまで続けるのか、子供が嫌がってしまう時の対処法なども解説していくので、初心者の方も始めやすいです。

「まだ子供が小さいから始めてないよ」という方は、小さいうちからでも効果があるので、ぜひ始めて見てください。

目次

子供に絵本を読み聞かせると得られる効果とは

絵本の読み聞かせは子どもの成長に大きく影響すると言われています。

鳴門教育大学大学院学校教育研究科の絵本の読み聞かせがその後の人生に及ぼす影響についての調査では、大学生・大学院生を対象に、114名の回答数の内、絵本の読み聞かせが何らかの影響があると答えたのは80名で、その内79名(1名不明)が、「今の自分にポジティブな影響があることを示している」という調査結果があります。

子どもが大きくなり読み聞かせをしなくなっても、幼少期に行った絵本の読み聞かせの効果は大人になっても継続して発揮されます。

0歳からでもできる絵本の読み聞かせは、日本でも馴染み深い教育方法の1つだと思います。
できるだけ早いうちから読み聞かせることで、より深くその効果を身につけることが可能です。

では、絵本の読み聞かせで子どもたちが得られる効果は何があるのか。

絵本の読み聞かせで得られる効果
  • 言語能力が向上する
  • 想像力が広がる
  • 理解力がつく
  • 感情が豊かになる
  • 集中力がつく
  • 親子のコミュニケーションが取れる

主に以上の6つの効果が期待できます。

それぞれひとつずつ解説していきます。

言語能力が向上する

絵本の読み聞かせをすることで、子どもが知らなかった言葉や文法を学ぶことができます

新しい言葉の意味や文章の構造を子どもが理解できるようになっていきます。

絵本はストーリーや個性的なキャラクターが登場します。
その絵にあった文章を読み聞かせることで、子供はその言葉の意味や使い方を理解しやすくなります。

絵本を読む際に、親や読み手が文章を読み上げることで、良い会話のモデルとなり、子供たちは正しい発音や文法を聞きながら、それを模倣することで自身の言語能力を向上させることができます。

想像力が広がる

カラフルな絵と面白いストーリーが、子どもの想像力を刺激します。

絵本にはいろんなイラストが描かれています。これらのイラストは子どもを楽しませ、物語の世界をリアルに感じさせることができ、子どもの想像力を刺激します。

子どもは絵本を読み聞かせている時、自分なりのストーリーや結末を想像することで楽しむこともあります。
時には驚くような出来事やユニークなキャラクターの登場で、物語の展開は子供の想像力を掻き立てます。
絵本のキャラクターを自分だと想像し、物語の中に入り込むように楽しむこともできます。

絵本は時に非現実的な要素が含まれていて、魔法や不思議な出来事が起こるストーリーや、奇妙なキャラクターが登場する絵本は、子供たちの想像力を刺激し、新しいアイデアや概念を探求させます。

理解力がつく

絵本を読み聞かせることで文章や言葉の意味を理解できる以外にも、物語の中のキャラクター達が何をしたいのかなど細かいとこまで理解できるようになります。

文章とキャラクターの絵を照らし合わせて、「このキャラクターは何がしたいんだろう」と考えたりすることで、キャラクターの行動を理解することもできるようになります。

何度も読むことで1回ではわからないことを自分なりにまとめて、言葉・文章・絵などから絵本の物語を全部理解できるようになります。

新しい言葉・文章・絵などから自分で理解しようとして、聞いたりわかるものと照らし合わせたりしながら理解力を向上させていきます。

感情が豊かになる

絵本には感情や人間関係についてのメッセージが含まれていることがあり、子供の感情の発達に役立ちます

自分に当てはめながら聞くことで、キャラクターが感じた喜怒哀楽などの感情を感じながら物語を楽しめます。

絵本は、人との関わりや繋がり、人との付き合いなどさまざまなストーリー性があります。
その中で、子どもは協力や恋愛など他人と関わることで感じる感情も絵本から学ぶことができます。

絵本のキャラクターが協力することで達成感と喜び、恋愛することで愛情と嫉妬など多くの感情を子供は体験することで感情が豊かになり、感情表現が上手くなります。

集中力がつく

絵本の読み聞かせをすることで、物語の展開やキャラクターの動きに注意を払い、ストーリーの流れを追うことで集中力が鍛えられます。

より内容の良い絵本は、面白いストーリーや個性的なキャラクター、美しいイラストを含んでいる為、子どもの興味を引き、物語に夢中にさせます。
一つの物語に集中して見たり聞いたりすることで、子どもの集中力が向上していきます。

読み聞かせをすることで、聴覚と視覚を同時に刺激します。
言葉の発音やイラストの視覚的要素が組み合わさることで、子どもの感覚が活性化され、より夢中になって集中するようになります。

親子のコミュニケーションが取れる

読み聞かせは、子どもとの大事なコミュニケーションの時間でもあり、親子の絆を深めることができます。

普段はの時間の中で、「仕事から帰ってきて家事をしてたら子どもとの時間が取れない」という状況でも、寝かしつけの前に絵本の読み聞かせをするだけでも、子どもとの関係が良くなっていきます。

一緒に絵本を読むので、物語に共感したりできるので、わからないことを聞いたりするなど親子で会話をする機会も増えます。

そして、親子の信頼関係が深まり、子供たちは親が自分に関心を持ち、一緒に過ごすことを楽しんでいると感じて、安心感を感じることができます。

絵本の読み聞かせをするのはいつからいつまで?

絵本の読み聞かせを取り入れるのに、いつから始めればいいという決まりはありません。

ですが、できるだけ読み聞かせの効果がある年齢にはじめたいと考えると思います。

株式会社コズレ子育てマーケティング研究所がおこなった、絵本の読み聞かせに関する調査では、有効回答者315人のうち、過半数以上の56%が生後3~5ヵ月で読み聞かせをはじめたと回答しました。

また、生後0~2ヵ月で19%、生後6~8ヵ月で80%と回答しています。

ナト

わが家でも、生後6ヵ月から読み聞かせをはじめました。

絵本の読み聞かせはいつから?0歳からでもOK!

多くの家庭で、0歳から読み聞かせをはじめていますが、効果があるのか気になると思います。

0歳から読み聞かせをはじめても、理解力や想像力といった効果はあまり期待できません。

読み聞かせを0歳から始める目的は、安心感やリラックス効果、親コミュニケーションなどがあります。

また、読み聞かせを通じて、言葉を習得するための練習にもなります。

絵本の読み聞かせはいつまで?小学校低学年が理想!

絵本の読み聞かせは、幼児から小学生までが一般的です。

いつまでという決まりはありませんが、基本的に小学校低学年で終わりにするのがおすすめです。

小学校1、2年生は、50音や簡単な漢字を習います。勉強にもなるので、「読み聞かせ」から「読書」へ変えることが大切です。

今度は、自分で読み文章や言葉で意味を理解できるように「読書」で学んでいきます。

子供が絵本の読み聞かせを嫌がるときの対処法

読み聞かせをはじめたいけど、子供が嫌がってしまうことはあります。

子供でも気分が乗らない日もあれば、興味のない絵本にあたることもあります。

そんな時に試してほしい、絵本の読み聞かせを嫌がるときの対処法を紹介します。

嫌がるときの対処法
  • 集中できる環境を作る
  • 子供を絵本の主人公にする
  • 読むときに表情や動きを加える
  • 英語絵本で新しさを加えてみる
  • 絵本の種類を変えてみる

集中できる環境を作る

お子さんが集中できる環境を作ることで、絵本の世界に入りやすくします。

大人も集中するとき、静かな部屋や寝る前の布団などで読書をすることがあります。

大人が集中できる環境と同じように、子供にも集中できる環境を作ってあげることが大切です。

寝る前に絵本の読み聞かせをすることがあると思いますが、電気をつけた明るすぎる部屋では集中できないことがあります。

就寝前の読み聞かせは、ナイトライトを利用するのがおすすめです。

ナト

わが家でも、かわいいナイトライトを使って雰囲気を作っていました。

絵本の読み聞かせ以外にも、おむつ交換や授乳の時に便利です。

子供を絵本の主人公にする

絵本の中の主人公をお子さんにすることで、子供が想像しやすい環境をつくれます。

嫌がってしまう時でも、自分が出てくる物語は興味がでてきますよね。

自分が主人公のオリジナル絵本は、書店などには売っていないためサービスを利用して作成します。

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自分だけのオリジナル絵本作成はこちら↑

子供が読み聞かせを嫌がるときに、オリジナル絵本をひとつ持っておくだけでも、喜んで聞いてくれるようになります。

読むときに表情や動きを加える

絵本の読み聞かせをするとき、子供が見えるように表情や動きを加えることで、興味をもってくれます。

文章や絵だけで楽しませるのではなく、読み手の表情や動きでも楽しませることが大切です。

ナト

ちょっと大胆なくらいでも、子供が笑ってくれて楽しいです。

また、表情や動きを加えることで、絵本の内容をわかりやすくすることができます。

英語絵本で新しさを加えてみる

日本語の絵本を読み聞かせることが一般的ですが、英語絵本を活用することで、子供が新しいことへ興味をしめします。

言葉がわからなくても、新しいことに興味をひきつけることが大切です。

また、小学校から本格的に英語の勉強がはじまります。小さい頃から英語に慣れさせることができる英語絵本は、子供にとって効果的です。

絵本の種類を変えてみる

読み聞かせで使われる絵本は、文章と絵が描いたものが一般的です。しかし、絵本には種類があり、子供の興味をひく工夫がされています。

触る・かぐ・聞くなどの、五感を刺激する内容の絵本で、子供を喜ばせることが大切です。

いろんな種類の絵本を持っておくことで、子供の気分に対応しやすくなり、読み聞かせをスムーズに行うことができるようになります。

ナト

わが家では、立体絵本と仕掛け絵本を使っていました。

読み聞かせで、さらに効果を得るための絵本の種類

絵本と言えば文章と絵だけが描いたものを想像すると思います。

絵本にも様々な種類があり、そのひとつひとつがより読み聞かせを効果的にさせてくれます。

絵本の種類は大きく分けて7つあります。

絵本の種類
  • 仕掛け絵本
  • 触感絵本
  • 香り絵本
  • 音声絵本
  • 立体絵本
  • デジタル絵本
  • オリジナル絵本

仕掛け絵本

仕掛け絵本は、ページをめくったり、引っ張ったり、回したりすることで、特別な仕掛けや機構が動き、絵本の中に立体的な要素や動きが生まれる絵本です。

絵本の中に様々な仕掛けが用意されていて、それを動かすことでキャラクターが動いたり、絵が回転したりするので子どもがより喜び、絵本に夢中になってくれます。

様々な仕掛けのおかげで子どもが興味を示し、動くことでより物語の内容を理解できるようになっています。

触感絵本

絵本の中に動物の皮膚に見立てた毛皮のような柔らかい素材や、ザラザラした感触の紙などがあり、触れることで、さまざまな触覚的な経験を楽しむことができる絵本です

中には、本物の布やボタン、ビーズ、リボンなどを触ることのできる絵本もあります。
触感絵本は、子どもの興味を引き、絵本の読み聞かせをより楽しくすることができます。

香り絵本

香り絵本は、特定のシーンや場面に関連した香りが付けられている絵本のことです。

ページの中には、香りを再現するための微粒子や香料が埋め込まれています。

香りにも様々なものがあり、代表的なもので花の香りや果物の香り、食べ物の香り、季節の香りなどがあります。
ページをめくると、それに応じた香りが立ち上がり、物語やシーンの臨場感を高めます。

音声絵本

絵本を読む際に、音声が再生されるように設計された絵本のことです

音声絵本には絵本のページに埋め込まれたボタンやセンサーがあり、それを押すことで音声が再生されます。

音声は、物語の朗読やキャラクターの声、効果音、音楽、動物の鳴き声などがあり、それを聞くことで物語の雰囲気や感情をさらに豊かにし、想像力を刺激します。

立体絵本

立体絵本は、ページを開くと立体的な構造やシーンが現れる絵本のことです。

子どもはページを開くたびに驚きや興奮を感じることができます。
中には立体的になるだけでなく、レバーやスライドなどを操作することで、キャラクターが動いたり、場面が変化したりすることがあります。

立体絵本は、子どもの興味を引き、絵本をより絵楽しく読めるように、臨場感出すことができます。

デジタル絵本

デジタル絵本は、デバイスやアプリケーションを使用して読むことのできる絵本です。

従来の印刷物の絵本と比較して、デジタル絵本にはさまざまなインタラクティブな機能が組み込まれている為、物語やイラストとより深く関わることができます。

ページをめくるとアニメーションや動画が再生される機能があります。キャラクターが動いたり、背景が変化したり、ゲームやクイズをして学ぶこともできます。

オリジナル絵本

オリジナル絵本は、独自のストーリーやキャラクターを持つ絵本です。

その絵本が初めて登場する物語であり、他の作品や物語に基づいていないということです。
他の作品からの派生ではなく、自分で独自に考案したストーリーは、読者に新しい体験や冒険をさせることができます。

お子さんを主人公にした思い出を絵本にして作ったりもできます。

子供におすすめの絵本の種類

絵本の種類で特におすすめの種類が仕掛け絵本・立体絵本・オリジナル絵本です。

実際に買ってみて、子どもが特に興味を示したのが以上の3種類でした。

仕掛け絵本と立体絵本は、子どもが興味を惹かれる作りになっているので、初めての絵本でも興味を示してくれます。

こちらの記事では、英語絵本だけでなく、日本語の絵本も購入できるおすすめの通販になっているので、参考にしてみてください。

オリジナル絵本は子ども自身が物語の主人公となり、ももたろうやシンデレラなどの世界に入り、旅をしたり踊ったりできるアバター絵本がおすすめです。

自分が主人公になれるので、絵本の読み聞かせの時に、子どもがより物語の世界に夢中になれるような作りになっているので、子どもが集中して聞いてくれるようになります。

さらに、オリジナル絵本は子どもを主人公とするため思い出として残すのもおすすめです。

アバター絵本以外にも、子どもとお母さん・お父さんとの思い出やおばあちゃんおじいちゃんとの思い出をアルバムページやお手紙ページで何歳になっても楽しめる絵本として残すこともできます。

1歳の初めての誕生日に何を渡せばいいか迷ったら、妊娠中からの約2年間の思い出を絵本にしてプレゼントすれば、読み聞かせ必要なくなった大人になっても思い出として楽しみながら見れるのでステキなプレゼントになります。

最後に

絵本の読み聞かせの効果は以下の6つです。

  • 言語能力が向上する
  • 想像力が広がる
  • 理解力がつく
  • 感情が豊かになる
  • 集中力がつく
  • 親子のコミュニケーションが取れる

さらに読み聞かせの効果をより効果的にしてくれる絵本の種類は7つあります。

  • 仕掛け絵本
  • 触感絵本
  • 香り絵本
  • 音声絵本
  • 立体絵本
  • デジタル絵本
  • オリジナル絵本

絵と文章だけの絵本よりも子どもが興味を示しやすくなります。

その中でも特におすすめなのが仕掛け絵本・立体絵本・オリジナル絵本です。

普通の絵本に何冊か入れるだけで、子どもが飽きずに読み聞かせを楽しんでくれます。

是非、絵本の読み聞かせを、普段の子育ての中に取り入れてみてください。

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