才能の見つけ方がわからない人におすすめの本 天才性が見つかる才能の地図

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「自分には才能がない」「自分の才能って何だろう」など考えたことはありませんか?

才能について悩む時期って必ずあると思うんですよね。

ナト
ナト

僕も結構自分の才能ってなんなんだろうな~って考えることがありました(笑)

でもこの本を読んでからすごく気持ちが楽になり、才能の探し方の参考になりました!

そんな才能について悩んでいる方には、とてもおすすめの書籍です!

今回紹介する本、著者「鈴木祐さん」天才性が見つかる才能の地図

自身のブログ「パレオな男」では心理・健康・科学に関する最新の知見を紹介し続け月間250万PVを達成したそうです。

「進化論マーケティング」や「やばい集中力」などベストセラーを多数書かれています。

そんなすごい方がかかれた才能の本はきっと参考になると思います。

才能は好きと得意で探さない

「自分の才能ってなんだろうな~」と考えたときに、最初に思いうかべるのは好きな事だったり得意な事から探しはじめますよね。

しかし、才能を見つけるのに「好き」や「得意」で探してしまうのが大きな間違いだったんです。

「なんでやねん!」と突っ込みたくなるような出だしにびっくりしますよね(笑)

「好きな事や得意な事は才能なんだよ」など結構耳にしたことがある言葉なのに…なんでなんだろう。

好きな事で探さない理由

  • 時間とともに変わる
  • ほとんどの人の「好き」は求められていない
  • 状況によって評価が違う

確かに20代の頃に好きだったことが30代でも好きかと言われると違う。

ナト
ナト

20代のころは車いじりが好きだったけど、結婚して子供ができてからやらなくなりました。

今でも好きかと聞かれると「う~ん別にそこまで好きじゃない」と答えますね(笑)

時間とともに「好き」というのは変わってしまう。

しかも、好きな事ばかりしていたらちょっと熱が冷めてしまっただけでもモチベーションが下がり、目標も達成できなくなってしまう。

ケベック大学の調査では、84%の人が好きな事があるとこたえ内容の90%はスポーツ・音楽・アート関係だったそうです。

スポーツ・音楽・アート関係は全職業の3%しかないのに、みんなが好きな事だけを追いかけていたら競争が始まり、多くの人が「好き」の行先を失う。

さらに、好きを貫くのは良いことのようで、実際は場面によって機能が変わってしまう。
好きがうまく機能する場面を見極めて使わなければならない。

闇雲に好きを追いかけたところで周りから才能があると認められる可能性は低い。

得意なことで探さない理由

  • 欠点を直す方が効果が大きい
  • 状況によって得意を生かすことの効果が異なる
  • 時と場所によって定義が変わってしまう

得意な事を伸ばせとよく言いますが、この本では欠点を治したほうが効果的だと書かれています。
頭が良いけど性格が悪かったら周りから協力してもらえないように、大きな欠点を治したほうがこうかが大きい。

そして、その人のスキルや状況で「得意」が効果を持つか変わってくる。
モチベーションが高い人は欠点を意識した方がパフォーマンスが良い。
新入社員などのように経験が浅い場合は得意な事をやった方がモチベーションが上がる。

このように、スキルや状況で得意の効果が変わってしまう。

さらに、誰かと何かをやるときは得意を諦めた方が良い場合が結構ある。
複数人で何かをする場合、合計スコアが高い方がうまくいってしまう。

例えば、2人がバンドを組んだとして、ボーカルとギターに分かれるときは

ボーカルギター
Aさん1015
Bさん10

一番スコアが高くなるAさんがボーカルでBさんがギターの方が良いことがわかる。

結果的にAさんは得意を諦めてボーカルをやった方が良い結果になってしまう。

だからこそ、「どの能力が役立つのか」は、状況によってころころ変わってしまう。

ナト
ナト

確かにスポーツの世界でも、得意なポジションを頑張ると試合に出れなかったりしますね。

僕もサッカーをやっていて身長が高いからという理由でポジションを変えられたことがありましたが、結果的にそれが良い方向に進んでいったことがありました。

成功に必須能力は存在しない

様々な所で「ポジティブの方が良い」「IQが高い方が成功する」と言われていますが、それが成功には絶対に必要不可欠というわけではない。

よく聞く話は、良い大学出て大手に就職したら人生勝ち組なんて言いますよね。

さらに様々な所で「ポジティブ思考は成功しやすい」なんてことも言われています。

果たしてそれが成功する為に絶対に必要な能力なのでしょうか。
ネガティブでIQが低いと成功できないのでしょうか。

絶対成功する能力はない

皆さんの周りにも頭は良いのに成功してないという人はいると思います。
僕の友達も勉強はすごい出来たのにギャンブルにハマってしまった人や大学まで行ったのに実家でニートしている人などいます(笑)

ポジティブ思考の方が気持ち的に楽なのはありますが、成功するかでいうと違うように思います。

ポジティブな人ほど挫折に弱かったり、危機感がうすれてしまったり、うつ状態の原因になるという報告も多い。

だからこそ、人生で成功するのに絶対必要な能力はない。

成功の要素は無数にある

人生を成功させる能力に関する研究は定期的に出てきて盛り上がりあがる。

でも、たいていは「人生の成功にはいろいろな能力がかかわっていて、これといって決められていない」という結論に落ち着いて終わってしまう。

ほとんどの人は「成功するためには様々な原因があり、複雑なんだよ」と話されても聞きたくないですよね(笑)

だから「成功するにはポジティブ思考!」などのようにシンプルな答えを求めてします。

でもこの本では人生を決める能力はないとされているから、「自信があればいい」「ネガティブは駄目」など一喜一憂しても意味がないんです。

遺伝で才能はわからない

「親ガチャに失敗した」という言葉をよく聞くようになりましたが、遺伝では決まらない。

その理由は、外からの要素の影響が大きいからと言われています。

確かにみんな食べているものや教育の仕方は家庭それぞれ違いますよね。
習い事なども全く違うのに遺伝で決まるという方がおかしいのかもしれません。

もっと言うならその人たちの関わっている人間関係でも変わってきます。
双子でも置かれた環境が違えば異なる人間になる。

双子だからと言っても似てはいるけど人としては全然違うタイプだったりしますよね。
結局それぞれ違う人たちと関わるったり違う環境下に身を置くことで変わってしまうんです。

だからこそ、「遺伝率では自分の才能は何もわからない」ということです。

才能を決めるルール

才能を探すにあたって、3つのルールがあると著者は言います。

  • 人生は異能バトル
  • 才能はグループ内のかたより
  • ルールがあいまいな方が勝ちやすい

以上の3つが才能を探すうえで重要なルールだそうです。

人生は異能バトル

「異能」と聞くと、手から炎が出たりするアニメの世界を創造しますよね(笑)
僕が中二病なだけなのか?(笑)

ネガティブな特性にも良い側面があるように、能力のゆらぎを自分の異能として使いこなす。

アップルの創業者スティーブ・ジョブズは障害を持っていたが、それをマイナスにとらえるのではなく「生まれつき備わった特殊能力」だと考えた。

自己中・短気・心配性・神経質・几帳面など様々な性格やスキルがあり、一見ハンデに思える特性も使い道を考えてみる価値はある。

才能はグループ内のかたより

会社などの組織にいる以上は、必ず自分よりも優秀な人はいます。
今いなかったとしても、これから現れる可能性もあります。

なので、自分の得意なことばかりにこだわってばかりいると、自分より優秀な人が現れた瞬間になすすべがなくなってしまいます。

だから、自分がその集団でどのようにかたよっているのかを考える必要がある。

すべての仕事を1人でやるのは現実的ではないので、適切に分担した方が良い。

適切に分担するには「作業コスト」を見ていく。

作業コストは、その仕事をやることでやれなかった別の仕事のこと

  • あなた→営業に1件いく時間で、資料を8ページ作れる
  • Bさん→営業に1件行く時間で、資料を2ページ作れる

あなたが資料に専念して、減った営業をAさんに割り当てた方が、組織としての成績は良くなる。

経済学で「比較優位」と呼ばれる考え方だ。

あなたAさん
営業1件6件
資料8ページ12ページ
  • あなたの資料8を活かす
  • Aさんの営業6を活かす

このように、かたよったポイントを見つけ、そこに集中した方が活躍できるとされています。

周りと比較することで、優位なかたよりを必ず見つけられます。

ここで重要なことは

  1. どんな人でも、なんらかの「優位なかたより」を必ず持っている
  2. 自分の苦手なことだろうが、「優位なかたより」であれば役に立つ

本書では優位なかたよりを見つけるためのワークが用意されています。
ぜひ本書を参考にしてみてください。

ルールがあいまいなほど勝ちやすい

アスリートの世界では明確なルールが決まっているため必要とされる能力も分かりやすい。

マラソン選手なら心肺能力や筋持久力、ボクサーならパンチ力や動体視力などスポーツの世界では必要とされる能力が大体わかってしまう。

なので、ルールがはっきりした世界では遺伝率で活躍しやすいし、練習量で勝つ確率をあげられる。

しかし、ルールがあいまいなほど弱者による逆転が起きやすい。

例としてアートの世界があげられていました。

現代アートは素人には評価の基準がわからないし、価値の判断すらできないことが多い。

ルールを無視しろということではなく、弱者が勝つには既にあるルールを研究しろという意味です。

最後に

才能を探すのに好きや得意で探すのは大きな間違いだと考えを改める気かけになりましたね。

そもそも成功する為に必須能力はなく、成功者たちはみんな無数の要素によって成功しています。

親ガチャに失敗したと言っても遺伝では才能は何もわからないから3つの才能のルールが一番重要ですね。

  • 人生は異能バトル
  • 才能はグループ内のかたより
  • ルールがあいまいなほど勝ちやすい

いかがですか?
少しでも自分の才能を探すための参考になったでしょうか。

本書では自分の才能を見つけるためのワークをいくつも用意してありました。
もっと才能について突き詰めたい方は、ぜひ本書を参考にしてみてください。

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