母子家庭で寂しい、つらいと感じている子供と母親が抱える悩みとは? 泣いた数より笑った数の方が多かった! 

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母子家庭の数も昔に比べて増えてきています。

そんな母子家庭で「つらい」「寂しい」と感じていませんか?

ナト

僕も約10年ほど母子家庭で生活をしました。
当時はつらいこともかなりあって大変でした。

子どもならではの「寂しい」と感じることも多くあって、父親を羨ましいと感じることもありました。

そんな母子家庭の母親と子どもの悩みをまとめてみました。

もしかすると、あなたが今悩んでいることは母子家庭のみんなが悩んでいることと同じかもしれません。

僕と母と兄の3人の考えもいれているので、少しでも母子家庭で悩んでいる人たちの心を楽にできればうれしいです。

母子家庭だからと1人で抱え込まずに頑張っていきましょう。
僕がそうだったように、未来はきっと明るいですよ!

目次

母子家庭約10年経験して思ったこと

僕は母子家庭で育ったと言っても、0歳から20歳まで全てを母子家庭で育ったわけではなく、0歳から9歳の10月まで母子家庭でその後母親の再婚で新しい父に育てられました。

産まれてすぐに離婚していたので父親の顔を知らずに現在まで生きています。

子どもの頃、僕が抱えていた悩みは父親がいないことによるいじめ・イベントはいつも他人など、つらかったからこそよく覚えています。

唯一の救いは、2人兄がいて3人兄弟だったことです。

父親がいないことを「普通」と思っていたのでなにも思っていませんでした。

小学校に上がるとイベントや友達も増えて「普通」ではないことに気づき始めます。

父の日に似顔絵を描く授業で1人だけ魚の絵を書いていていじめやいじりを受けたり、運動会・参観日などの親子で行うものは先生とやらなくてはいけないなど、物事がわかるようになってくるとつらくなってきますよね。

その後母親の再婚で愛媛県から岩手県に引っ越しました。

新しい父親ができたからすべて解決するとは限らないのが現実です。

再婚が成功するとは限らない

最初は父ができたことに喜んでいました。

運動会の時初めてみんなでお弁当を食べたれたなど、家族で過ごせる時間が母子家庭よりもかなり増えて嬉しかった記憶があります。

ですが、転校したことにより方言の違いなどから暴力的いじめを受けることになったり、家庭も学校も環境の変化が大きくてついていけなかったり、などがありました。

母子家庭での悩みもあるけど、だからと言って再婚したから解決できるということにはならないし、再婚したことによってつらい思いをすることもあるので、再婚したから大丈夫なわけではないです。

初めての父親主体の家庭、初めての父からの暴力、初めてのことがいっぱいで怖かったのが本音です。

また、父は受け入れてくれても、父の周りの人は受け入れてくれているとは限らないのもつらいところです。

大人になってからわかることもある

確かに母子家庭で育ち、再婚も経験しましたが今ではそれもいい経験となり親になって初めてわかることもあります。

今は「なんでこんなつらい思いしてんだろう」と思っていても、ほとんどが大人になったら理解できるようになります。

当時、自分のものはほとんどがおさがりで新しいものを買ってもらえなかったり、イベントに来てもらえなかったりいろんな悩みがありました。

ですが、男3人を育てることの大変さやお金問題など大人にならないとわからないことも沢山あります。
今ほど働きやすい環境なども整ってはなかったと思います。

だから、今母子家庭で頑張っている家庭の子どもは、大人になって母のすごさに気づいてくれると思います。

母子家庭で母親と子どもが抱える悩み

約30年前に比べて現在は母子家庭の割合も増えています。

令和3年度 全国ひとり親世帯等調査では母子世帯数は 119.5 万世帯(前回 123.2 万世帯)、父子世帯数は
14.9 万世帯(同 18.7 万世帯)
内閣府男女共同参画局の調査では、子供のいる世帯は徐々に減少しているが,ひとり親世帯は平成5(1993)年から平成15(2003)年までの10年間に94.7万世帯から139.9万世帯へと約5割増加した後,ほぼ同水準で推移している。

ひとり親世帯は、昭和58年から平成23年の30年間で、母子世帯数は約1.7倍に、父子世帯数は約1.3倍に増加しています。

内閣府男女共同参画局ホーム

という調査結果もあります。

そんな中で、現在母子家庭であるが故に抱えている悩みを当時の僕たちが悩んでいたことと一緒にまとめてみました。

母親の悩み

母子家庭での悩みは人それぞれあると思いますが、ひとり親waccaの記事では「家計」「仕事」「自分の健康」「住居」の悩みが多く、半数以上は家計が大変と答えていました。
また、母子家庭では孤独になりやすく「相談相手がいない」ことが悩みの人も沢山いました。

Twitterでもお金に関する悩みや仕事・孤独・時間さまざまな悩みがありました。

実際に母子家庭で男3人を約10年間育てた母に何が大変だったのか当時の悩みを聞いてみました。

ナト

母子家庭だった時に、母親としての悩みは何があった?

お金の問題はかなり大変だったね。
衣服はおさがりとかできたけど食費は3倍かかるからね。

ナト

確かにお金の問題はかなり大変そうだよね。

ありがとう。

子育てで大変だったことや悩みはあった?

くだらない理由で大喧嘩したり、おさがりばかり嫌だって言われたりした。

お兄ちゃんは逆上がりできなくて困ってた時、よそはお父さんが教えてるって言ってたことがあってつらかったし大変だったよ。

ナト

母子家庭優遇されすぎって意見もあるけど、それでも大変だったよね?

世の中にはずるい人もいっぱいいる。
親と住所別にしてもらったりする人もいた。
不正受給して、子どもが熱出しても親に預けれて、仕事休まなくていいから楽にはなるんじゃないかな?

母子家庭が優遇されてるんじゃなくて、ズルして楽してるのが目立つだけだと思うよ。
だから、そう思われちゃうんだろうね。

やはり、今も昔も変わらずにお金の問題があるみたいです。

誰かの助けなしでは、仕事をするにも大変なのがわかります。

生活をするのも大変なのに、それに加えて1人で子育てしなくてはならないのは大変ですよね。

やはり母は男三人ということもあり、鉛筆勝手に使った、パンツがない、おかずの量が自分だけ少ないとかくだらないことで喧嘩し始めるのは大変だったみたいですね(笑)

自分の健康も心配しなくてはならないのに、お金や子育てに関する悩みが多くて自分の健康にまで気が回らないのが現実です。

子どもの悩み

子どもたちが母子家庭で抱いている悩みは、両親が羨ましい、1人でいることが多いから寂しい、言いたいことが言えないなど感情に関する悩みがほとんどです。

こちらの記事では「父親がいる家庭が羨ましい」と感じる悩みの心を軽くする考え方を、母子家庭を経験した僕なりにまとめました。

子どもなのでお金に対する悩みは「貧乏でつらい」「欲しいものを買ってもらえない」などが多いです。

親のことを気にかけている子どもは多くいて、親の負担にならないようにと考えていたりします。

Twitterでもやはり「1人でいるのが寂しい」「両親がいる家庭が羨ましく見える」などの声がありました。

母子家庭だった時に長男として抱えていた悩みは何があるか兄に聞いてみました。

ナト

母子家庭の時、長男として悩みは何かあった?

幼少期のことあまり覚えてないけど、親に甘えたかったけど甘えれなかったのは覚えているよ。

ナト

やはり長男として甘えられなかった?

そもそも親が家に居ることが少なかったし、たまにいる時は弟がいるからゆずる感じだよね(笑)

ナト

その節はごめんよブラザー(笑)

そのせいで今困ってることとかある?

社会にでて人に甘えることが苦手かな。

甘え方がわからないって言った方が当たってるかもだけど。

だから、仕事でも1人で抱え込みすぎる癖があるよ。

長男が記憶に残っている「甘えられなかった」は本人は相当きついものだったと思います。
そのせいで、今も記憶に残ってしまっているんだと思います。

両親がいてもつらい家庭はありますが、母子家庭の子どもからしたら表面だけだったとしても、幸せそうに見えて羨ましいと思ってしまうものです。

やはりTwitterや母子家庭で育った人に聞いても、子どもの悩みなだけあって、感情に関係する悩みが多くありました。

つらいことだけを数えるのはやめよう

実際僕が母子家庭で約10年生活し再婚してからも、つらかったこと・悩んだこと沢山ありましたが、大人になって思うことは「泣いた数よりも笑った数の方が多い」です。

確かに今母子家庭でつらい思いをしている人は笑顔になれないかもしれませんが、それでも必ず笑った数の方が多くなります。

今はつらいことが目の前で起こっているので難しいかもしれませんが、つらいこと悩んでいることを数えるのではなく、楽しかったこと嬉しかったことを数えて笑顔でいることの方が、子どもにとっても母親にとってもいいことだと思います。

どの家庭でも悩みやつらいことはあると思いますが、親が笑顔なら子どもも笑顔になるし、子どもが笑顔なら親も笑顔になれますよね。
そんな家庭の方が幸せじゃないですか?

子どもの将来が不安になる親も多いと思いますが、親・兄弟は大切にする子に育ちます。
僕の周りの母子家庭の友達を見ても、みんな親・兄弟は人一倍大切にしています。

つらいとき誰かに相談できない時もありますが、「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、時間がたつにつれて似た境遇の人たちに出会えます。

今ではインターネットも発達してきているので、気が付くと結構周りにいるものですよ。
同じ悩みを持つ人を探して、話してみると心が楽になるはずです。

最後に

母子家庭には今も昔も変わらない悩みが多くあります。

世間ではいろんな意見がありますが、あなたの信じた子育てをしてください。

子育てをするだけでも大変なのに、それを1人でこなすのはもっと大変なこと。
プライドを捨てて誰かに助けてもらうのも恥ではありません。

子どもたちは今はつらいかもしれない、親じゃなくても誰かに頼ってもいいんです。
いとこ・祖父母・相談窓口など話を聞いてもらうだけでも気が楽になりますよ。

ただ今つらいことを忘れてはいけません。
「私はこう育ったから同じようにする」ではなく「こんなつらいことがあったからそうならないように努力しよう」という気持ちを持たなければ負の連鎖は続きます。

僕も今二人の子どもを育てるのに日々奮闘しています。
お互い子育て頑張っていきましょう!

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