「○○やるぞ！」「○○やらないと！」と頭では分かっていても「やる気が出ない」「めんどくさい」なんてことありませんか？
特に、仕事や学校から疲れて帰って来ると何にもしたくなくなりますよね(笑)
- 怒ってはいけないとわかっているけど怒ってしまう
- 勉強や仕事をしないといけないのにサボってしまう
- ダイエットをしたいのに食べてしまう
わかってはいるけど「動けない」「やめられない」「続けられない」というのは、多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。
ナトやらなければいけないことを「明日でいいや」と先延ばしにして、結局やらなくなり、最後にはやらないといけないことが溜まっていました。
そんな「わかってはいるけどできない」は自分をコントロールする「自制力」で解決できます。
それをわかりやすく教えてくれたのが、ゆうきゆうさんの著書、気分よく・スイスイ・いい方向へ「自分を動かす技術」です。
わかってはいるけど、本心はつらい・しんどい・めんどくさいからやりたくないと考えてしまう。
そんな方の「自制力を鍛えて自分をコントロール」することが、本書のテーマです。
この記事では、みなさんが気になる「自分を動かす技術」の内容を要約していきます。
「自分をうまくコントロールできない」という方は、是非この本を読んでみてください。
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著者：ゆうきゆうさんについて
著者ゆうき ゆうさんは精神科医・ゆうメンタルクリニック・ゆうスキンクリニックグループの総委員長を務め、Twitterフォロワー30万人を超える有名な方です。
ベストセラーはJamさんとの共著『マンガ版 ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す技術」』
「自分を動かす」技術でもマンガを担当するのはJamさん！
難しい内容も子供から大人までわかりやすいようにマンガで書いているので、とでも読みやすい本でした！
ぜひTwitterも見てみてください。
「自分を動かす技術」の要約ポイント
とても勉強になりましたが、本の内容全てを紹介はできないので、以下の3つのポイントで要約しました。
- 自分の感情と上手に付き合うには
- 習慣化させる方法
- 習慣を継続かせる方法
自分の感情と上手に付き合うには、習慣化させる方法とは何か、そして習慣を継続かせる方法の順番です。
本書では、より詳細に自制力を鍛えて習慣化する方法が書かれています。
他にも、自分の見せ方・伝え方なども詳しく書いているので、より自分をコントロールする方法がわかります。
ぜひ読んでみてください。
それでは、本書の内容に入っていきます。
行動できないのは無意識に自分を落としてしまっているから
皆さんは無意識に自分を落としていませんか？
「何やっているんだ…」「何のために生きているんだろう…」など思うのはただ落ち込ませるだけ。
とにかく落ち込んだ時は、まず答えが「No(ノー)」になる質問をやめましょう。
ネガティブ思考から抜け出すには自分への質問を変えて「小さな当たり前の質問」をするようにしましょう。
ナト小さな当たり前の質問してイエスと言うだけでも、本当に気持ちが楽になりポジティブ思考になります！
催眠療法家であり精神科医のミルトン・エリクソンが考案した「イエス・セット」は答えが必ず「イエス」になるように繰り返すとポジティブな感情が生まれてくるという話法です。
「生きてるよね？」「歩いてるよね？」など小さな当たり前の質問を自分にしてみて下さい。
そして繰り返し「イエス」と答えましょう！
何度も繰り返すことで、ネガティブ思考から徐々に抜け出せるます。
ネガティブ思考は最強の武器
ポジティブすぎるのも、空想だけで満足して行動しないことが多く、ネガティブすぎるのも日々の生活に影響が出てしまいます。
しかし、ネガティブ思考は悪いことばかりではありません。
ネガティブ思考も使い方によっては「最強の武器」になります。
上手にコントロールすることができれば、自分を成長させるためのエネルギーになります。
自分を否定し変えるのではなく成長させることを考えましょう。
まずは、今の自分を受け入れて、認める事から始めてみてください。
変えるのは自分自身ではなく状況と方法です！
心理療法で「マインドフルネス」で心は強くなる！
ブッタの教えを基にしてアメリカで生み出された心理療法で「マインドフルネス」というものがあります。
それは、『過去でも未来でもなく「今ここ」に意識を向ける』ことで、ストレスの和らげ・集中力の向上・ネガティブな気持ちの改善などの効果があります。
精神は筋肉同様鍛えることが可能で使えば使うほど鍛えられます。
習慣化することで「行動できない」がなくなる
習慣を作るのは、難しいですよね。
しかし、習慣の力さえつけば人生も楽になります。
習慣化をつくるために、やる気やモチベーションは必要ありません。
ここからは、習慣化させるための方法を要約していきます。
習慣化するための方法とは
「全力の1回」より「小さな習慣」をつくる
何かを達成したいときに「頑張ろう」よりも「習慣を始めよう」と考えましょう。
一回を全力でやるのではなく重要なのは「積み重ね」
「塵も積もれば山となる」「雨垂れ石を穿つ」など積み重ねの重要性はよく言われますね。
一回だけの強い力よりも、何度も同じことを重ねていった方がエネルギーがあります。
ナトつまり、ゴンが使う「最初はグー」のジャジャン拳よりも、ネテロのように1日1万回「感謝の正拳突き」をすれば音を置き去りにできるという事！
目標は小さく
重要なのは「目標を小さく設定する」ことです。
それも、失敗するのが難しいくらい小さく設定してください。
例えば、本を読む習慣を作りたいときは、一文字だけでも読むや本を開くなど、失敗するのが難しいくらいの目標設定を立てることです。
これが「習慣化する絶対的な奥義」です！
うまく続かない人は目標設定が高すぎると考えて小さくしてみてください。
目に見える形で記録する
継続できる仕組みを作るにはとにかく「記録」する。
やった事を明確に実感できることは人間の気持ちをあげます。
| 目標/曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
| 1秒仕事 | 〇 | 〇 | |||||
| 1文字読む | 〇 | 〇 | |||||
| 1文字書く | 〇 | 〇 | |||||
| 1回運動 | 〇 | 〇 |
このような表を作り〇で埋めていきます。
サボったりすると目に見えるのでサボりずらくなるので頑張るようになり、ゲームのように楽しくなっていきます。
達成感もあるのでとても効果的な方法です。
習慣化を失敗させない鉄の掟
最後に鉄の掟を3つ守れれば継続できます！
- 何があってもやれ！
- どうしてもできない時は「1に従え！」
- 必要なくなったり継続の意味がなくなった場合「1に従え！」
重要なのは「とにかくやる！」ことです。
それほど継続するのは難しいことです。
だからこそ何があってもやることが重要です。
試験が終わったから参考書1日1文字読むをやめるのではなく変える。
専門書を1日1文字読むにするなど。
疲れた、眠い、今日は無理だと感じても本当に1文字読むだけでもいいので終了を目標にしてください。
とにかくやることです！
やらない理由は無限にあるが、重要なのは「行動」
多くの方がやる理由よりも、やりたくない理由のほうが無限に出てくると思います。
結局は色々理由をつけて「やりたくないだけ」なのです。
とにかく1歩だけ進み、まずは手をそのやりたいことに向けてください。
無限の思考よりもたった1回の手の動きの方が大きなものを作っていく。
なので、どんな思考よりも「行動」が重要です。
ポイントは言い訳よりも行動です。
習慣化を継続させるために「やり抜く力」を鍛える
マインドフルネスで「今ここ」に意識を向ける事を書きました。
今の状況を意識して認めて受け入れてみてください。
「自分はやる気が出ないんだ！」と意識して、その状況をただ認めて受け入れてください。
習慣化を続けるには、「この程度なら」が突破口
やる気が出ないことはわかったと思います。
それでは、自分が今の気分でもできる事は何だろうと考えましょう。
どんなに小さくてもいいので「この程度なら」と思えることを探してみてください。
1ではなく0.1でも0.2でもいいので、少しでも前に進めるものを見つけるのことです。
習慣化したいのに、どうしても誘惑に負けそうな時
始めたはいいけど集中力が続かない…眠い…今布団に横になれば気持ちよく寝れそう。
誘惑は様々ありますが恐ろしいほどの威力です。
一瞬でも気を抜けば流されてやらなきゃいけないことをやめてしまいそうになると思います。
そんな時は10秒ルールを取り入れ、我慢を記録してみましょう！
10秒ルール
人間の欲望には波があります。ですがその波を一度でも超えてしまえば、何かを続けたりやめたりすることはそこまで大変な事ではありません。
台風一過。超えてしまえば天気は晴れです！
波を超えるために「あと10秒だけ」続けようと考えてください。
さらにその10秒を自分で数えてください。
自分で数えている間は意識を持って行動することができます。
ちょっとした工夫で、意識は大きく変わるはずです。
我慢を記録
その誘惑内容を書いてみましょう。
それだけでも気持ちが落ち着きますよ！
書いたものは「今我慢しているものリスト」です。
それは終わった後のご褒美になり、作業し続けるためのエネルギーになります。
やりきったぞー！(達成感)＋我慢しているものリスト(ご褒美)をセットにすることでポジティブ度は上がります。
未来の自分のために頑張る
誰かにプレゼントをもらうと嬉しいですよね！
今辛いことをがんばるのは「未来の自分を喜ばせる行為」と考えてみましょう。
何かを為すために努力を続ける。
未来のあなたが笑ってくれるように、ありがとうと言っていってもらえるように行動しましょう。
大切なのは習慣を1つ身につけること
完璧な1日を過ごそう、完璧な人生を過ごそうと考えなくていいです。
結果的にすべてが中途半端になってしまいます。
とにかく何か1つだけでもいいので習慣を作ってください。それだけに集中。
1つの良い習慣を続けることが大切です。
何をするにも1つの事を追求し続けることで、最終的に楽にしていくことが多いです。
これが人生の極意！
最後に
いかがだったでしょうか？
「めんどくさい」「やりたくない」などネガティブ思考で自分を動かすことができない人は、この本に書いてあることを試してみてください。
習慣ができたころには、あなたは変わっていると思います。
今回紹介した本は、マンガ付きで解説もしてくれているので、内容を理解しやすいです。
文字を読むのが苦手な方や普段読書をしない方でも、とても読みやすい本になっています。
ぜひ読んでみてください。
当ブログではほかにもやめになったおすすめ本を紹介しています。
国が投資をすすめる時代になってきて、自分の将来・子供の将来が不安で積み立てNISAを始めようか迷っている方など、投資初心者におすすめの本です。
スキルアップや教養・趣味を深めたいけど忙しくて時間がない。
そんな方は、時間を有効活用し常に新しい知識を学ぶことができる「聞く読書 オーディオブック」がおすすめです。
仕事の通勤時間・料理や洗濯・寝かしつけや就寝前などに、聞くだけで知識がついていきます。
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