最近時代が変わったこともありゲームやアニメを見る子供たちが増えましたよね。
YouTubeなどで動画を見せることも、忙しいときはあると思います。
動画で子どもはいろんなゲームやアニメを目にしています。
子どもが興味関心を持った作品を見せたりプレイさせるべきなのか悩むことがあると思います。
そこでこの記事では、ゲームとアニメが子供の成長に与えるポジティブな影響とネガティブな影響について詳しく解説します。
結論はうまく活用すれば、ゲームやアニメを子供に提供することで、教育的な機会や学習体験を豊かにし、成長にプラスの効果をもたらすこともあります。
ゲームやアニメでチームプレイやコミュニケーションを行うことで、子供は社会的スキルや協力性を育むことができます。
また、成功や失敗の体験を通じて子供が自己肯定感や自己効力感を高め、困難に立ち向かう力を身につけることも重要なポイントとして取り上げられています。
うまく活用して子育てや教育に役立てていきましょう。
ゲームとアニメが子どもに与える影響
ゲームとアニメは子どもの成長過程にさまざまな影響を与えます。
その多くが、ゲームやアニメは子どもの成長過程には悪影響だとされています。
ですが、近年ゲームやアニメが与えるいい影響に関する研究結果が多くなっています。
上手く活用できれば教育や子育てにいい影響をもたらしてくれます。
さらに、子育てが大変な時の手助けをしてくれることもあります。
ゲームとアニメが子どもに与えるポジティブな影響
ゲームやアニメが子どもの成長過程にポジティブな影響を与えてくれます。
- 注意力や集中力の向上
- 学習体験の拡大
- 問題解決能力の向上
- 社会的スキルの発達
- 自己肯定感と自己効力感の向上
注意力や集中力の向上
ゲームは、長時間の集中や毎日同じことをやらなければならないこともあります。
作品によっては「何に注意すればいいのか」「何をすれば勝てるのか」など戦略を練ったり、計画を考えたりすることで注意力や集中力の向上につながります。
アニメも、1話30分、CMやオープニング。エンディングを飛ばせば20分で視聴できます。
短い時間で物語が進むので、短時間でも高い集中力が発揮されます。
作品によっては複雑な物語の筋書きや展開、キャラクターが登場します。これらを理解しようとすることで注意力が向上します。
学習体験の拡大
ゲームやアニメの中には、歴史や化学などさまざまなテーマがあります。
例えば、歴史をテーマにしたゲームや教育アニメは、子どもに歴史の出来事や人物について興味を持たせ、学習への興味・関心を引き学習意欲を刺激します。
アニメ・ゲームの場合フィクションやオリジナルキャラクターなども混ざっているので、その出来事や人物は本当にのことなのかを自分で調べるなど前向きに学習します。
フィクションである部分を見抜かなくてはならないので、注意も必要です。
問題解決能力の向上
ストーリーやキャラクター、パズルなどの要素を通じて難しいことを知ろうとしたりクリアできないところをどうすればできるかなど自分で考えて問題を解決をしようとします。
ストーリーの理解やキャラクターの行動、反復的な挑戦などから学ぶことで、問題解決能力が向上します。
作品によっては、最初でやったことを最後のほうで伏線を回収する内容のものもあるので、「なぜそうなったのか」など考えることで、さらに問題解決能力の向上も見込めます。
社会的スキルの発達
協力したり競争したりする作品を通じて、子どもたちの社会的スキルを向上させることができます。
オンラインゲームなど、他のプレーヤーと交流することで、コミュニケーション能力や協力性が育まれることがあります。
アニメでは仲間との協力など、キャラクター達がある問題に対して解決する為にさまざまな方法をを協力して模索したりするものもあります。
ゲームではオンラインを通じて日本に限らず世界の人たちつながったり、仲間と協力して戦術や勝つためのプランなどを考えたりなどします。
その中で、いろんな人とつながり会話したり、協力するシーンを見て学ぶことでコミュニケーション能力が向上します。
さらに、海外の人と言語の壁を越えようと学ぶきっかけになることもあります。
自己肯定感と自己効力感の向上
キャラクターや物語の展開を見て感情表現を学ぶこともできます。
キャラクター達が挑戦する中で難しいことに直面した時の様子、チームワークの重要性、視聴者やプレイヤーと同じ悩みや不安を乗り越える様子などを見て、自分自身も同じ問題になった時や現在なっている場合などに、その問題に立ち向かう勇気や方法などを見出すことができます。
感情移入や同じような状況で挑戦し困難い立ち向かうことで自己肯定感と自己効力感が向上します。
しかし、子どもの成長過程において、ゲームやアニメは適切なルールや親の監視の下で楽しむことが重要です。
年齢にあったコンテンツの選択、適度な時間で楽しむことが肝心です。
また、親や教育者が子どもと一緒にゲームやアニメを見たりプレイしたりすることで、その影響を理解し説明するなどの対策をとり、適切に活用することがもっとも重要です。
ゲームとアニメが子どもに与えるネガティブな影響
ゲームやアニメが子供の成長過程にネガティブな影響を与える可能性があります。
- 運動不足と肥満
- 暴力的な行動や攻撃性の増加
- 睡眠障害
- 学業の低下
運動不足と肥満
ゲームやアニメに没頭してしまうことで、外で遊んだりすることも減ってしまい、子どもたちは長時間座って過ごすことが増える可能性があります。これは運動不足や肥満のリスクを高めます。
運動不足や肥満に関係ある筋肉も、長時間座ってプレイし筋肉を使わないので、筋力低下につながります。
暴力的な行動や攻撃性の増加
一部のゲームやアニメは暴力的な内容を含んでいます。
これを子どもにみせることにより、攻撃性や暴力的な行動を増加させる可能性があります。
特に、まだ小さい子どもは現実と虚構の区別がつかない場合があり、暴力的なシーンを真似をする可能性もあります。
睡眠障害
長時間や夜遅くまでゲーム・アニメ鑑賞をしてしまうと、成長に必要な子どもの睡眠を乱す可能性があります。
適切な睡眠が得られないと、子どもの学習能力や集中力が低下し、情緒不安定につながることがあります。
ゲームもアニメも画面を見るのでブルーライトを多く浴びます。
ブルーライトを多く浴びてしまうと、夜寝れなくなってしまったり、睡眠が浅くなり朝が辛くなってしまうなど生活にも影響が出てしまうことがあります。
学業の低下
長時間のゲームのプレイやアニメの視聴は、子どもの勉強に使う時間を減らし、成績の低下や学習意欲の低下につながる可能性があります。
特にゲームの中毒に陥った子どもは、学校や宿題に対する関心を失うことがあります。
これらのネガティブな影響を軽減するためには、適切なルールやバランスの取れたアプローチが必要です。
親は、子どもたちがゲームやアニメを楽しむ一方で、運動・睡眠・学業など様々な事に注意しなければなりません。
子育てにうまく活用するための対策
子育てにうまく活用する為に、ネガティブな影響を軽減する対策が必要です。
数ある対策の中で簡単にできて、効果的なものを5つ紹介します。
- 見せるゲームやアニメの選択肢を見直す
- 家族のコミュニケーションを取る
- 適切なバランスの取れた環境をつくる
- ポジティブな要素を含む作品を選ぶ
- 情報の信頼性の確保
見せるゲームやアニメの選択肢を見直す
子どもの年齢や子どもが興味を示したゲームやアニメを選ぶことが重要です。
内容が子どもの成長段階にあっているのかを確認する必要があります。
その目安としてゲームやアニメには年齢制限が表記されているので、R-18 指定のものを小学生に見せたりプレイさせてしまうとネガティブな影響を受けやすいです。
中には、年齢制限はあるけど子どもでも大丈夫な作品もあるので、子どもが興味があるようなら確認してみる必要があります。
家族のコミュニケーションを取る
子どもがゲームやアニメを楽しんでいる時に、親が一緒にプレイしたり視聴したりし、適度にコミュニケーションを取ることが大切です。
これによって子どもがより理解を深め、価値観や行動に対する影響を理解しやすくなります。
さらに、コミュニケーションを取ることで学習しながら家族との時間も確保でき、子どもの興味あることに目を向けられるので、関係もいい方向に進んでいきます。
適切なバランスの取れた環境をつくる
ゲームやアニメは娯楽として楽しむことが大切です。
過度に没頭することなく、他のことにも興味を持つようにバランスよくさせる必要があります。
規則正しい生活リズムや外での運動、読書など様々な活動を取り入れることが重要です。
ポジティブな要素を含む作品を選ぶ
ゲームやアニメでポジティブな影響や、学びを得られる要素を含んだ作品を積極的に活用しましょう。
例えば、問題解決能力や協力する重要性を養うゲーム、感情表現や友情の大切さを描いたアニメなどがあるので、そういう作品を選ぶことが大切です。
情報の信頼性の確保
ゲームやアニメにはフィクションやでありオリジナルストーリーなどがあります。
その中で、適切な年齢向けかつ適切なコンテンツかどうかを確認することが重要です。
偽情報や暴力的なコンテンツから子供を守るために、情報の信頼性を確保する必要があります。
子どもに理解できないことや嘘か本当かわからなことなども、上記で話したように一緒に見たりプレイすることで、より信頼性のある内容を伝えることができます。
子育て・教育に活用できるゲームとアニメは?
では、子育てや教育に活用できるゲームはどんなものがあるのか。
僕が実際にプレイしたことがある作品と子どもと一緒にプレイしたことのある作品を10個紹介します。
こちらの記事では、小学生におすすめのゲームを紹介しています。
教育的ゲーム
任天堂(switchなど)
- どうぶつの森シリーズ:季節や時間の概念、昆虫・海の生物・化石などさまざまな事を学ぶことができるシミュレーションゲームです。
- ポケットモンスターシリーズ:戦略を考えたり計画性を育てることができるゲームです。キャラクターデザインもかわいく多くの子供たちがプレイしています。
- スパーマリオメーカー:コースを自分で作って遊ぶことができるので創造性や問題解決能力を鍛えることができます。
- 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング:単純に勉強のゲーム。計算や記憶力など、脳の機能をトレーニングすることができます。
- マインクラフト:自由度が高く冒険・建築・探索などあらゆることができ、創造性、問題解決能力、空間認識力、想像力、忍耐力などが育ちます。
スマホアプリ
スマホアプリは詳しく書いた記事があるので、そちらの記事を参考にしてください。
・ごっこランド:職業体験ができる知育アプリ
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
・原神:戦略やチームワーク、問題解決能力などを養うことができます。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
・Twins&DropthaNumber:頭の回転力を鍛える脳トレアプリ
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
教育的アニメ
- アンパンマン
- ドラえもん
- サザエさん
- ちびまる子ちゃん
- おじゃる丸
皆さんが知っているおなじみの作品です。
ここからは、アニメを見ている人にしかわからないような作品で中学生以上じゃないと難しい作品を紹介します。
グロ・エロなども入ってくるため、自分で物事を考えて判断できると学びになる作品です。
- ヴァイオレット・エヴァーガーデン:感情や人間関係、自己認識が深く描かれた作品。かなりの感動物語。
- ノーゲーム・ノーライフ:戦略や心理戦、そしてゲームを通じた知識や推理が重要な作品。
- 進撃の巨人:巨人との戦いの中で様々な事が学べます。物語も難しく伏線の回収がすごい作品。
- バクマン:漫画家を目指す2人の成長と挑戦を通じて、夢に向かって努力する姿勢を描いた作品。
最近アニメでは鬼滅の刃、ゲームではPoppy Playtimeなどが子どもたちの中で流行っていたりします。
どちらもグロい要素を含んでいるので、これからの時代はより注意して教育していかなければなりません。
子どもがゲーム好きならプログラミング学習がおすすめ
子どもがゲームを好きなら、プログラミング学習の習い事「デジタネ」がおすすめです。
ゲームで遊ぶ延長でプログラミングを始められるため、プログラミングを始めるまでのハードルが低く、自分から学びたいと思える環境を作りやすいです。
そして、親としては自宅でできる習い事なので送り迎えの心配がありません。
子どもがプログラミング学習している間に、家事を済ませたり趣味をしたりすることもできるので、時間に余裕ができるのは嬉しいです。
子どもはプログラミングで学習を通じて成長し、親は送り迎えなどの時間を気にせず過ごせる最高の習い事。
デジタネの魅力を詳しく知りたい方はこちらの記事にまとめています。
\ まずは14日間の無料体験でお試し /
最後に
最近の子育てでは、忙しいときなどにYouTubeを見せている家庭なども増えてきました。
その中で目にした、アニメやゲームに子どもが興味を惹かれることもあると思います。
昔から悪影響だとされてきたゲームやアニメですが、段々とそのような風潮も変わりつつあるのかもしれません。
親としてはいろんなことに興味や関心を持ってもらえたら、子どもの成長にもつながるので良いですよね。
ですが、アニメやゲームでネガティブな影響を受けないように親である私たちもある程度、知識をつけていかないといけない時代になってしまっているのかもしれません。
うまく活用して、より良い子育てをしていきましょう。
コメント