「子どもを産むなら若いときのほうがいい」とよく言われていますよね。
子どもを産むなら25歳~35歳くらいが最も妊娠に適した時期と言われています。
そんな中で、早く子どもを授かりたいと思い、若いうちから出産を考えていると、
「若い親であることのメリット・デメリットは?」
「若いからこそ直面する問題がありそう」
「子どもは欲しいけど、若いから大変そう」
などの悩みを抱えている方は多くいると思います。
子育てを始めたころは、いろんな悩みがありました。
僕は、23歳で養子縁組を結び父親になり、24歳で第二の子が生まれました。
そんな、若くして2児の父となった僕の考えなどを入れながら、若い親だからこそ直面する悩みや問題について解説していきます。
若い親のメリット・デメリット
前回の記事では、若いうちに子どもを持つメリット・デメリットを解説しました。
今回は子どもを出産した後の、若い親だからこその悩みや問題を解説していきます。
中には、実際に僕が体験した内容もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
若親だからこそのメリット
若い親だからこそのメリットは、以下の3つがあります。
- 子どもたちから大人気
- 運動会などのイベントでは負けなし
- 子どもと全力で遊べる
それぞれひとつずつ解説していきます。
子どもたちから大人気
若いと子どもたちの好きなことに共感を持ちやすいので、好きなことをたくさん話してくれます。
今流行のゲームやアニメを話したり、学校でどんなことがあったのか話してくれたりします。
さらに、若いと子どもが話してくれやすいため、学校のちょっとした裏話なんかもこっそり教えてくれたりします(笑)
公園で子どもたちと全力で遊んでいると、周りのお友達も「一緒に遊ぼ」とよってきてくれます。
気づいたときには10人近い子どもとサッカーをして遊んでいました(笑)
「〇〇ちゃんのパパ・ママ若くてかっこいい・美人」と、子どもたちから言われることも多いです。
誰に言われても、こういう言葉は素直に嬉しいものですよね。
公園で遊んでいる時、学童の迎えに行ったときなどにいろんな子どもと関わることができます。
運動会などのイベントでは負けなし
子どもは負けず嫌いなことが多くなんでも1番を目指します。
そんな中で、運動会や親子参観などのイベントで体を動かすものは、ほとんど負けません。
運動会の親子競技では借り物競争・大玉転がし・親子リレーなど、どんな競技がきても対応できます。
小学校の親子競技になれば、子どものほうが運動ができるようになりおいていかれる方も多くいる中、子どもに合わせた最速のスピードで1位になることがほとんどです。
子どもと全力で遊べる
最初に話した内容にもありますが、若いと体力もあるので、子どもと何をして遊ぶにも全力で遊ぶことができます。
自分たち家族が楽しそうにしていると、それにつられて周りの子どもたちもよってきてくれます。
子どものコミュニケーション能力の向上にもつながるので、教育的にも役立ちます。
公園などで遊んでる子どもを見ると、ほとんどの親は「見守る」ということをしています。
やはり、子どもに合わせて遊んでいると自分の体力がもたないと思います。
その点では「若くてよかった」と思います。
子どもに遊んでもらえる時間が限られている中で、今を全力で遊んでおかないと後悔することになります。
若親だからこそのデメリット
次は、若いからこそのデメリットを解説していきます。
若い親だからこそのデメリットは、以下の3つがあります。
- 若いが故に押し付けられることがある
- 汚い・ずるい大人が寄ってくる
- 「若いんだから」を多用される
ひとつずつ解説していきます。
若いがゆえに押し付けられることがある
若い親だと、他の親に比べて年齢が10前後違うことが結構あります。
年齢差を利用した「若いんだから」や「若くて体力あると思うから」のような、若いというワードで押し付けられることなどがあります。
妻も僕も、押し付けられることが多くありました。
住んでる地域や状況によって変わるとは思います。
僕は地元から離れて、周りに知り合いがいなかったので、近所付き合いを悪くしないためにも断れないときがありました。
廃品回収の時、 「若くて体力あると思うからお願い」と荷下ろしをさせられるけど、周りの大人は受付だけ。
育成会に入会しないと言ったのに、「若いから役員だけはやって」と理不尽なことを言われ、連絡係をやらされました。
さらに、連絡係なのに会計係がやるはずの会費の集金をやらされたりもしました。
これは、僕が体験した理不尽に押し付けられた事例の一部です。
若いという理由で、押し付けてくる大人もいます。
汚い・ずるい大人が寄ってくる
社会にでると、「大人の世界は汚い」とよく言われます。
そういう性格の人たちは、周りからも避けられたりしていることがほとんどです。
そういう人たちは、自分の同級生や会社の同僚にも相手にされなくなり、自分よりも目下の人間につけこんできます。
中には、最初から若くて知識がなさそうな人をだます目的で、優しく近寄ってきたりもします。
汚い・ずるい大人から家族を守るために、信頼できる人を頼ったり、知識を身につけることです。
「若いんだから」を多用される
上記で説明した「押し付けられる」でも、高頻度で「若いんだから」と言われるように、「若い」というワードを多く言われます。
若いという理由で、嫌な気分になることも少なくありません。
子育て家庭への理解がない会社や環境に身を置くと、「若いんだから」という言葉で全てを片付けられてしまうこともあります。
子育てに若いかどうかは関係ありません。
家族のためにも強い意志で、断るべきところは断り、そういう人や環境からなるべく避けるんが一番の解決策です。
若い親だからこそ直面する問題とは?
若いといろいろな問題もあります。
その中でも大きな問題は、「若い親が感じる周りからの注目や見方」です。
どうしても「世の中からの若親に対するイメージが悪い」という傾向にあります。
知識や経験がないと言われるほかに、モラルがない・親が注意しないなど、若親自体の教育に問題があると多く言われています。
住んでいる場所や地域によって、変わりますが若親の悪い部分が目立っています。
ですが、僕は若いとかは関係なく「明らかにやばい親」は一定数いると思っています。
むしろ若い親の方が断然少ない中、おかしな親は若くない親の方が多いと思います。
「若い」という部分で目立ってしまっているから、少しのことでも気にされてしまうことはあります。
実際、ショッピングモールで駄々こねてる子どもに怒鳴り散らかしている人。花見に行ったとき、子どもの髪の毛をつかんで叱っている人。やばそうな親がたくさんいます。
人が多く集まる場所でそういうことをしているのは、35歳~40歳くらいの親です。
ですが、「若親」と言われがちです。
心に余裕が出てきて、人のことが気になり始める歳なのかもしれませんね。
わが子が大きくなり、成長できるように、自分の信じた子育てをするのが一番大切です。
若い親の抱える悩み
若い親だからこそ抱える悩みは何があるのか解説していきます。
若親になってから抱える大きな悩みは以下のふたつです。
- 教育費の悩み
- 学校役員などの悩み
それぞれ解説していきます。
若親が抱える教育費の悩み
若い親は社会にでて間もないこともあり、キャリアがなく、年収が低いことがほとんどです。
子どもを育てるだけでも大変ですが、将来の中学校・高校・大学のために貯金もしなくてはいけません。
少ない年収のうちから、できる限りの貯蓄をしておかないと学校に行かせる資金がなくて困ってしまいます。
そんな中で、小学生に上がる頃には、子どもの「習い事」を考えなくてはなりません。
子どもに「習い事がしたい」と言われたら、経験や知識のためにもさせる方向で考えます。
資金が少ない中で、うまくやっていかないと、子どもに挑戦をさせることができなくなってしまいます。
若親が抱える学校役員の悩み
子育ては誰もがはじめての状態で始まります。
親がやっていた育児を参考にしたり、ネットで調べたりしながら手探りですることがほとんどです。
ですが、保育園や学校などに入ると家のことだけではありません。
育成会や学校の役員・書類関係の記入・名前記入・地域の交流会など見えないところでも子供関係のやらなくてはいけないことがあります。
ですが、親父は見えないところに関しては、あまり参加しない傾向にあります。
家事育児はこなすけど、目に見えない細かいことはやらない家庭が多くあります。
僕も朝の旗振りに行きますが、男性を見かけたことがありません。(地域のおじいちゃんはいました)
最近では、PTAなどの役員にも父親が参加していることが増えています。
共働き世帯が増える中で、細かいところの協力もしていかないと母親への負担は大きくなります。
最後に
今回は、若い親だからこそ直面する悩みや問題について解説しました。
それでは記事のまとめです。
若い親だからこそのメリット・デメリットは以下のことがあげられます。
メリット | デメリット |
---|---|
子どもたちから大人気 運動会などのイベントでは負けなし メリット子どもと全力で遊べる | 若いが故に押し付けられることがある 汚い・ずるい大人が寄ってくる 「若いんだから」を多用される |
若い親だからこその問題は「世の中からの若親に対するイメージが悪い」ということです。
やはり知識や経験がないぶん、周りからのイメージは悪いです。
若親が悪目立ちしてしまっているのも問題ですね。
若親だからこそ抱える悩みには以下のふたつがあげられます。
- 教育費の悩み
- 学校役員などの悩み
子どもを育てるのに悩みというのはつきませんよね。
この記事を読んで、少しでも参考になればうれしいです。
子育ては大変ですが、頑張っていきましょう。
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